思い出の壁画作品
石川県立音楽堂に10年間設置して頂いた私の壁画『西洋音楽家頌』を再掲載致します。
ハープシコードとバイオリンを奏するモーツァルト・チェロのバッハ・合唱指揮のベートーベン・ピアノのショパンという、私の好む西洋古典音楽家への賛辞として「見立て」の楽しい加賀友禅のきものをこれまでシリーズ製作して来ました。
それらは「きものとインターナショナル」「コミュニケーションメディアとしてのきもの」という2つのテーマから生まれたものです。
それら複数のきものを基にコンピューターグラフィックで再構成し壁画化したものがこの作品です。
全体的に渋く重厚な色調で、深い澄明なクラッシック音楽の雰囲気と喜びを表現したいとも、また童子の造形が僭越ながら愛すべき「音楽の精華」の一表現たれとも願って表現しております。
2024年05月02日 09:55